風水入門~宅向と宅気編

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風水入門~宅向と宅気編

自分の本命卦や吉凶方位を理解したところで、次は建物について考えましょう。

人が生まれた時の地球磁場に左右される(地球磁場?と疑問に思われた方はぜひ「風水入門~八卦と本命卦編~」を読んで復習してくださいね。)のと同じように、その土地も地場に影響されています。これを8つのタイプに分けたものを宅向(たっこう)と言います。

目次

 宅向は、玄関がどの方位に向いているかで決まります!

なぜ玄関なのかと言いますと……玄関は家もしくはオフィスに「気」が入ってくる場所です。ですから、それほど玄関の向きは重要な要素なのです。

では、実際に宅向を調べてみましょう!!

《宅向の調べ方》

①正確な方位磁石を用意します。風水専用or登山用が良いです。

②玄関のドアの外側に立ちます。(玄関に並行に背を向ける)

③方位磁針をかざして、針を北の位置に合わせます。

④そして下にある八方位盤を見て、自分の家orオフィスのドアがどの方角を向いていますか?その向きが「向(こう)」です。

この八方位盤は便利ですので、プリントアウトしておくことをオススメします☆

⑤「向」が確定したら、もう一度八方位盤を見てください。

向いている方位の、反対側の方位=「坐(ざ)」の八卦、それがその建物の宅向(座山)となります。

例) 玄関が東南を向いている場合は、坐は北西ですから、宅向は「乾(けん)」となり、乾宅(けんたく)、乾山(けんざん)と呼ばれます。

宅向がわかったので、続いて本命卦の時と同様、その建物の吉凶方位を調べます。これは、その建物にいる人全員共通の吉凶方位です。この方位と本命卦の方位が両方とも吉方位でしたらとても良いです。

では、下の図を見て8つの宅向それぞれの吉凶方位を調べましょう!

 《宅気の意味》

8つの図を見て、大吉や凶などの意味はわかるかと思いますが、本命卦と同様にそれぞれの方位が意味を持っています。この方位による地場エネルギーを「宅気(たっき)」と言います。

ただ、本命卦と違う点があります。これは建物全体についてのエネルギーの配置なので、宅気というのは建物の中心から見た方位についての性質ということです。

旺気(おうき

大吉方位。最も良質なエネルギーが高い場所です。健康運・財運ともに恵まれ、地位向上などにも、即効性を発揮します。

玄関・リビング・寝室・書斎が適しています。

生気(せいき)

吉方位。穏やかながら、快適なエネルギーがあります。家族運に恵まれますが、本命卦の凶方位と重なったなら、化サツを行う必要があります。(化サツについては「風水入門~化サツ編~」を参照してください。)

将来性を育む方位なので、子供部屋、オフィスなら若手社員のスペースに適しています。

洩気(ろうき)

半吉半凶方位。現状維持の方位です。発展性はないものの、特に悪くはありません。

ゆっくりと休みたいときなど、動きの必要ないシチュエーションで利用しましょう。

凶方位。基本的には消極的なエネルギーの場ですが、活気を与えることで好転します。

別名:財方といい、水槽などの循環する水や、水晶を置くことで財運がアップします☆

しかし、本命卦の凶方位に重なると、健康面・金銭面で苦労することに……

「静」の場ですので、トイレ・浴室などに適しています。

大凶方位。最もマイナスの気が流れている場所です。できる限りその動きを止めるために、重い家具などを置いて、気を封じることが必要です。本命卦の吉方位と重なっていてもそれを散らしてしまう可能性があります。

キッチン・トイレ・浴室・クローゼットなどの「静」の場に適しています。