場所別風水・古戦場や刑場の跡地
①御霊の影響がある
新興住宅地に住んでいるとなかなか巡り合わない古戦場や刑場の跡地。古戦場だと、旧跡として観光地になっていることもあり、すぐにわかります。しかし刑場となると、郷土の資料館でも行かない限りわからないでしょう。また、あまりあてにならない都市伝説的な心霊スポットになっていても、真偽のところは定かでないので、しっかりと調べる必要があります。なかなか見分けにくい場所ですが、大量に人が死んでいたり無念の死があると土地ついた霊の悪い影響があり、邪気をも呼び寄せてしまいます。家や土地を購入する際や、引越す時には、知っておきたい情報の一つです。それではこの古戦場や刑場の跡地の風水について探って行きたいと思います。
②陰の運気が漂う
古戦場や刑場の跡地は、人の記憶からは薄れたとしても、恨みつらみが長年残り続けている場所なので、様々な陰の運気が漂っています。そこに住むのですから、陽の運気を溜めようとしても、なかなかたまらず、せっかく集めた運気も悪い要素が強まってしまうとされます。また因縁の地は、霊の集まる場所でもあり、そこに通じる霊道が各方位からつながっていることがあります。その霊道を横切るように家を建てると、家庭運が低迷し、いろいろな問題を引き起こします。非業の死を遂げた人の想いが報われずに留まるような場所にあっては、土地についた霊が邪気を呼ぶこともあります。霊感の強い人には、いろいろなものが見えたり、不思議な現象に遭遇することがあるかもしれません。
③供養が大切
たまたま購入した家や土地が古戦場や刑場の跡地だった場合、予期せぬ不運や災いがあって初めてわかるものです。地の霊を鎮める供養が基本なので、神官や僧侶にお願いするのが一番の解決策でしょう。家族の運を守るために常緑樹を植えれば、悪い運気は浄化させられます。また、家に水晶の置物をおいて、家の運気を浄化させることも効果的です。家が霊道を横切っている場合、その線上には神棚や仏壇は置かない方が良いとされます。古戦場や刑場の跡地は、隣接していたり、近くにあるだけでは、ほぼ影響はないはずです。さらにその古戦場で戦った武将などが祀られた神社などがあった場合、そこにお参りしたりお札を家に祀ったりするのも良いとされます。
④過去に影響される土地
古戦場や刑場の跡地は、不動産屋自身も知らないことが多く、後になってから判明することが多いのが特徴的です。土地選びの意外な盲点かもしれません。日当たりや道路付け、土地の形状は一目でわかりますが、旧跡のこととなると見分けにくくなります。古戦場は耕作地として、なぜか収穫量が悪くなりやすいので、地目で田畑から急に変更された宅地ということもあります。刑場は旧宿場町のはずれのことが多いのですが、現在では、だいたい町の中ほどになっていることが多く、寂しい所というイメージはないかもしれません。また宅地やビルでは自殺者が多く、道路では交通事故が多いので、その近くも古戦場や刑場の跡地の可能性があります。もし既に住んでいたら、供養などの対策を講じてください。因縁のある土地は、末代まで祟るとも言われていますので、適切な対応で家族の危機が回避したいものです。土地の形状などから風水環境を判断することが多い中、古戦場や刑場の跡地は、過去の出来事に強く影響される場所と言えます。