場所別風水・三角形の土地
①価格の代償は大きい
三角形の土地は価格が安いのが一番のメリットでしょう。建築設計に制限があるのですが、逆に特徴のある家が作れるとも言えます。しかし、風水的に見ると凶相の土地とされます。土地が三角形などの歪んだ空間の場合、運気のバランスが崩れやすくなり様々な運が低迷し、そこに住む人に悪い影響を及ぼします。価格の安さの代償は大きいようです。特に三角形の土地に三角形の建物は、大凶になるとも言われています。そうは言っても区画整理や道路の拡幅などで生まれた、三角形の土地に住まなければならないことはありえます。また住んでいても落ち着かない土地利用になってしまうようです。それではこの三角形の土地の風水について探って行きたいと思います。
②希薄な運気の状態
三角形の土地は3つの角に運気の流れがぶつかることで、乱れ悪い運気にしてしまいます。主に家庭運を低迷させ、家庭内の不和を招きます。もともと家主の運勢が弱かった場合、影響力は大きく、仕事運まで下降します。土地の鋭角の部分が、運気を鋭く引き割き、良い運気を悪くし、跳ね除けてしまうこともあります。三角形の斜辺が道路に面していると、道路の運気の流れが早まり、わずかでも溜まっていた良い運気を吸出してしまい、健康に優れなくなるとされます。体調管理に留意が必要です。三角形の他の辺に道路が面していると、一度取り込んだ運気は、早々に流出してしまうので、せっかくつかみかけたチャンスを逃すことにつながります。いずれも運気が落ち着くことはなく、運気が希薄な状態になります。
③土地利用を工夫
土地の角の部分に菜園や庭園などを設け、三角形のまま土地利用をしないようにします。角をうまく使って歪んだ空間を修正することが基本です。この菜園などは別区画の扱いとして、敷レンガなどで囲うと効果的です。こうすることで、運気が乱されることがなくなり、植物の力で、悪い運気が浄化されます。しかし、敷地にほとんど余裕がなかったり、家そのものも三角形で建てられているとしたら、この方法は難しくなります。その場合、家の三角の頂点部分に植木鉢や水晶を置くことで、運気の乱れを整えることができます。できれば、家の外側の頂点部分に鉢を置いたり、植木や花を植えられれば、効果が高められます。植栽は木の成長次第では災いを招くので、大木にならない種類が良いとされます。
④三角の頂点が鍵となる
三角形のまま利用しなければ、かなりの部分災いから守られるはずです。しかし、これは土地の広さにもよります。価格の安い三角形の土地は、たいてい狭小地の可能性が高く、余裕をもって庭園などは作りにくいでしょう。その場合、色とりどりの花で飾る庭園よりも、一本二本の植栽で済ませる方法もあります。今自分や家族が一番欲している運気をもたらす花に絞ることも良いかもしれません。また三角形の頂点の方位との相性もあります。ピンクの花は恋愛運に効果が期待でき相性が良いのは北、赤い花は仕事運や情報運が期待でき東との相性が良いとされます。オレンジの花は、結婚運で南東との相性が良く、黄緑は、美や知性を高め相性が良いのは南とされます。緑の花は、家庭運を安定させ相性が良いのは南西、クリーム色は、健康運と仕事運が期待でき相性が良いのは北西、黄色は、金運と仕事運で、西との相性が良いとされています。花の色と方位を加味すると小規模なミニ庭園でも風水の改善できます。風水的に角を目立たなくすれば、運気の流れも整えられ場所と言えます。