場所別風水・病院近くの土地
①大病院の近くは注意
都市部やインフラが整備されている所ほど、病院は数多くあります。生活していく上で、病院は必ずお世話になるものですが、自宅の近くにあると、それなりに風水的な影響はあります。病院といっても耳鼻科や皮膚科などの診療所規模でしたらあまり気にする必要はないようです。総合病院や救急病院などが、運気が低迷しやすいとされています。その規模が大きければ大きいほど、影響力は大きいようです。例えば、大病院は、高層の建物が多いので、自然の運気の流れを遮蔽することもあります。そこに悪い運気が集まり蓄積していくのですから、近くの家や土地は、何らかの対策が必要です。それではこの病院近くの家や土地の風水について探って行きたいと思います。
②影響される運気
元気のない人が集まる病院。当然陰の運気が集まる場所です。人は何がしかの病を得ると運気が低迷しています。そういう人たちが治そうとして病院を訪れるわけですから、様々な悪い運気が滞留しています。さらにそこで治った場合、取り除かれた悪い運気は、その場に残されます。またゴミや使用済みの医療器具も施設内に保管されているわけですから、運気が低迷するのは当然と言えます。この病院の場合も、対人関係や健康運に悪い影響を及ぼすことが知られています。病院は、人が生まれる所でもあり、その面では、新しい生命に宿る活性化された運気が放たれています。しかし一方で、人が死ぬ場所でもあり、強い陰の運気が漂います。陽と陰の運気が混ざり合っているのが特徴的かもしれません。
③改善対策について
家や土地から病院が見通せる場合、それを遮るように植栽があると効果的です。敷地内に悪い運気の侵入が防げ、一部を良い運気にして取り入れることもできるとされます。鏡などを置いて、悪い運気を払いのける方法は、病院の場合、限定的な効果になってしまいます。特に高層建築の大病院だと屋根などの上からも悪い運気が降り注がれる可能性があり、大きな常緑樹が敷地内にあるのが理想的です。また病院が見える窓には、カーテンや障子が良いとされます。マンションの場合、ベランダに清水を入れたペットボトルを並べるのも安上がりな手法の一つです。しかし、一軒家の場合は、遮蔽すべき方向が多数あるため、防ぐよりも、悪い運気を良い運気に変えることが重要かもしれません。
④便利さと風水のバランス
こうしてみると、一戸建てとマンションでは風水環境の改善に違いがあるようです。自分の置かれている状況に応じて対策を講じてください。病院は利用する側に立てば、近い方が緊急時に便利と言えますが、風水的には、近くに住むとなると、ちょっと微妙な施設ではないでしょうか。特に医療事故を頻発させている病院は、医師の技量もありますが運気的にも原因があると言えます。病院は絶対的に悪いわけではなく、産科医療を主としている病院は、むしろ歓迎すべきかもしれません。数々の新しい生命が生まれることで、生新な運気を周囲に放つからです。また病院がすぐ隣にあったとしても、面した側に窓がほとんどない場合は、若干影響が和らぎます。さらに病院の敷地内に大木があり自然豊かな環境であるならば、その敷地内で運気の改善が完結することもあります。正しく見極め対策を施せば、それほど恐れることはないようです。病院近くの家や土地は、実質的な便利さと風水環境のバランスを考慮して手にする場所と言えます。