風水から見た寝室のテレビについて
寝室にテレビがあるというケースは珍しくないでしょう。
ベッドに寝転んだまま、テレビが見られるため、あえて寝室にテレビを置く人もいます。
また、子供が寝起きする子供部屋にテレビがあるお家も多くなっています。
しかし、テレビは寝室に置くべきでないものとして鏡と肩を並べているのです。
ここでは、寝室にテレビを置くことの風水的な悪影響や、注意点についてまとめてみたいと思います。
目次
風水から見たテレビとは?
風水において、テレビは「霊の行き来するドアのようなもの」とされています。
とはいえ、テレビの無いお家は今では珍しいでしょう。
ここでいうテレビは、リビングのテレビではなく、寝室のテレビについてです。
風水的に寝室で寝姿が鏡に映るのが良くないとされるのと同様に、寝室にテレビがあることは、寝ている無防備な状態に、魂が抜き取られる危険性があると考えられているのです。
考えてみると、テレビも鏡の様に人や景色が映り込みます。
このことが理由の一つといえるでしょう。
しかし、理由はそれだけではなく、テレビ画面の線上は霊の歩く道であるといわれているのです。
ということは、テレビに映る人の上を霊が彷徨っていると考えることができます。
一番良くないのは、テレビ画面の線上に自分の顔が映り込んでいる状態です。
すなわち、自分の顔の上を霊が歩いている状態ということになります。
このような理由から、寝室のテレビの配置によって頭痛や体に不調が現れることは不思議なことではないということがわかります。
寝た状態で見やすいテレビの配置は、風水的にみて最も悪い状態にあるわけです。
また、寝ている人間は「水の気」を持っています。
これに対しテレビなど家電製品は金属である「金の気」を発するものになります。
水の気は、金の気によって増える傾向があるため、水の気が停滞し、運気に悪影響を及ぼすことになるわけです。
さらにテレビは電磁波を放出するものであるため、磁場の乱れが生じます。
このことによる体調不良も否めないのです。
リビングでテレビを付けたまま眠ってしまいがちな人も、同じ理由から注意したいことになります。
寝室にテレビを置くときの注意点
鏡と同じようにテレビも、できれば寝室に置かないことが一番良いです。
そうは言っても、寝室でテレビを見ることを一日の至福と感じている人や、どうしてもテレビのある部屋を寝室にしなければいけない人もいるのですから、対処法によって解決したいものです。
対処法としては、次のようなものがあります。
1.寝るときに、テレビを覆う布をかける
2.画面の向きを、自分の顔と線上が重なり合わない向きに変える。
3.電磁波をカットしてくれる観葉植物を置く
4.寝るときは、テレビを消してコンセントを抜く。
まとめ
一見、快適で贅沢にも思える寝室のテレビですが、風水的には良くないとされている理由が分かりました。
寝室にテレビを置くことには、健康を損なう理由や、寝室の気の流れが悪くなる要因があるのです。
これらの要因を知った今、その条件をクリアできる状態にし、運気アップに役立てたいものです。
そのことによって、これまでより心地よさが半減したとしても、健康や運気に及ぼす影響を考えるならば得策だということに気付きます。