風水からみた寝室の運気の上げ方
家全体の運気に大きな影響を与える寝室は居室の中ではもっとも重要なスペースであるといえます。寝ている間に風水のパワーをたっぷりととりこめる部屋をつくりましょう。休息しながら運をじょうずに補給できる寝室の部屋づくりをご紹介します。
目次
寝室をつくるとよい方角
寝室をつくるとよい方角とはあるのでしょうか。寝室には特に決まった凶方位はないといわれていますので、どの方角であっても寝室をつくっても大丈夫であるといえます。しかし、年齢によって相性のよい方角があると考えられています。そのため、太陽の運行に年齢をあわせて配置を決めるのがベストでしょう。若いときには太陽の登る東の部屋を寝室にするようにするとよいといわれています。年齢を重ねて、男性であれば厄年の42歳、女性であれば33歳を過ぎたころから、午後の太陽があたる西側の部屋を寝室にするとよいでしょう。
厄年を過ぎてからの寝室
厄年を過ぎてからは寝室はどのように配置したらよいでしょうか。厄年を過ぎてもなお、東側を寝室にするのであれば、書斎や家事室などを西側に配置して、西側の落ち着いエネルギーを吸収できるようにしましょう。反対に若い人が西の寝室を使う場合には、ベッドや布団を東側に寄せたり、頭を東に向けて寝るようにするとよいといわれています。
寝室のクローゼット
では、寝室のクローゼットはどのようにつくればよいでしょうか。大きな収納は風水にとって影響が大きいため避けた方がベターであるといわれています。また、クローゼットの中に詰め込みすぎるのもよくないでしょう。広いウォークインクローゼットを寝室に隣接させると、寝室の家相に大きな影響を与えるといわれています。このパワーがプラスに働いてくれれば特に問題はないです。しかし、クローゼットの中に衣類などをごちゃごちゃに詰め込んだり、ほこりをため込んだりしてしまうと、方位のもつパワーがダウンしてしまいます。そのため、詰め込みすぎに注意しましょう。
寝室のクローゼットの注意点
衣類を詰め込みすぎないといった注意点のほかに、照明を暗くしすぎないといったものがあります。照明は明るい色を選んで、清潔感のあるクローゼットとしましょう。また、通風のために窓が換気扇をつけるのも風水にとってはベターです。また、扉にガラリをつけるのもよいでしょう。照明は明るく、整理整頓し、清潔感のあるクローゼットをつくりましょう。こういったことに注意することで、パワーをプラス方向に働かせることが可能になります。
子宝に恵まれる寝室
子宝に恵まれる寝室をつくるためにはラッキーカラーやラッキーモチーフを使うことがベストです。赤ちゃんがほしい場合には、寝室の風通しに気をつけましょう。色風水を応用するのもよいでしょう。子宝を表す北、母性をあらわす南西、相続を表す東北、それぞれにオレンジ色を配色するようにしましょう。あわせて取り入れるとよいといわれているのが、さんかんの実です。さんかんの実とは、ざくろ、タチバナ、桃の実のことをいいます。特にざくろは中国で古くから子宝や安産の象徴として伝えられてきた実になります。いずれも生の実ではなく、絵や置物でもよいといわれていますから、気軽に取り入れてみるとよいでしょう。